代表取締役 毛利 建様

株式会社メルカード・ポルトガル

「日本とポルトガルの架け橋になりたい」をミッションに、2001年よりポルトガルの食材・ワイン・雑貨の輸入、通信販売をおこなう。実店舗はなく、楽天市場、自社サイト、ヤフーショッピング、アマゾンに出店。その他、全国のスーパー、小売店、レストランなどに卸売りもおこなっている。インターネットのほか、電話・FAXでの注文にも対応している。(取材:2019年6月)

難解な商品名も正確に聞き取ってくれるオペレーターの対応品質に驚き

ポルトガルの食材やワイン、雑貨などを輸入・販売する株式会社メルカード・ポルトガル。社員数が少なく、会社を不在にすることも多い同社では、固定電話にかかってくるお客様からの注文や問い合わせに対応できないという課題を抱えていました。そこで導入したのが「Chatwork 電話代行」。その結果、売り逃しがなくなっただけでなく、サービス品質が向上するなど予想以上の効果が表れているといいます。

社員数が少なく、不在時の電話対応が課題だった

Chatwork 電話代行を導入したきっかけは何だったのでしょうか。
毛利健:

当社は2001年よりポルトガルの食材・ワイン・雑貨を自社で輸入、通信販売をしている会社です。実店舗はなく、自社サイトや楽天市場、ヤフーショッピング、Amazonなどに出店しており、インターネット以外にも電話・FAXでの注文にも対応しています。

社内には基本的に私と妻の2人しかおらず、展示会出展などで2人とも不在ということも多いです。そうなると固定電話にかかってきた電話にもなかなか出られません。そうした課題を解決するために「Chatwork 電話代行」を導入しました。

たとえば留守番電話で対応し、後からかけ直すというやり方ではだめだったのでしょうか。
毛利健:

Chatwork 電話代行を導入するまでは留守番電話で対応していました。さらに留守番電話の内容がメールで送られてくるというサービスを使っていたこともあります。

しかし、留守番電話にメッセージを残していただけないことも多いのです。無言で切られたり、「なんだ、留守電か」と一言残して切られたりすることも頻繁にあります。相手が機械音声ですと話しづらいのかもしれません。

たしかにかけた方の心理として、電話の相手が人なのか機械音声なのかというのは大きな違いかもしれませんね。
毛利健:

そう思います。もし、そのお電話が注文だったのであれば、そこで売り逃しが発生していることになります。当社の注文はインターネットがほとんどですが、なかにはお電話で直接注文してくださるお客様もいらっしゃいますから。

毛利宏乃:

ほかにも営業の電話も毎日のようにかかってきます。そういった電話は出たとしてもお断りするだけなので、最初から取りたくないのです。

ポルトガル語の難解な商品名もしっかりと聞き取ってくれる

そこでChatwork 電話代行を検討したのですね。ほかにも電話代行サービスがあるなか、なぜ「Chatwork 電話代行」を選んだのでしょうか。
毛利健:

当社ではもう5年以上、Chatworkを社内および社外の業務に使用しています。社内でのやりとりは基本的にすべてチャットでおこなっており、Chatworkの使用感にも慣れています。ですから使い方に慣れていたというのが大きかったですね。

もっとも、一応はほかの電話代行サービスも比較検討してみました。価格はほぼ変わらない感じでしたし、それならやはり使い慣れたChatworkで電話の内容を送ってもらえるのがいいだろうと思いました。

たまたま「Chatwork 電話代行」のトライアルキャンペーンが実施されていたこともあり、とりあえず導入してみることにしたのです。

「Chatwork 電話代行」の導入時に心配・懸念していた点を教えてください。
毛利健:

まず、かけてきた相手の用件をどの程度聞き取って伝えてもらえるのかという点です。これに関してはまったく問題ありませんでした。

毛利宏乃:

少し心配していたのは商品名などの名称をどれくらい正確に聞き取ってもらえるのかということです。ポルトガルからの輸入商品を扱っているので、商品名は当然ポルトガル語です。一般的にはなじみの薄い名前もありますので、私たちがきちんと把握できるレベルで聞き取ってもらえるのかは少し不安でした。

その結果はいかがでしたか。
毛利宏乃:

まったく問題なく、十分なクオリティだったので驚きました。たとえばポルトガルのワインでヴィア・ラティーナという商品があります。音声、ましては電話ではとても聞き取りづらいと思いますが、オペレーターの方が聞き取ってくれたのが「ピアラティーノ」です。これなら私たちには十分伝わります。この例が1番かけ離れていたくらいで、ほかの商品名はかなり正確でした。そもそも、お客様が間違っているというケースも多いですからね。

毛利健:

そのほか、お客様の固有名詞などもしっかり聞き取っていただけています。今のところ、まったく問題は発生しておらず、すばらしいと思います。

そのほかの懸念点は?
毛利健:

オペレーターの方の雰囲気や言葉づかいなど、対応品質も気になっていましたが、これもまったく問題はありませんでした。実は申し込んですぐ、自分で1度かけてみたのですが、むしろ私が出るよりも丁寧に対応していただけました(笑)。

「Chatwork 電話代行」を導入したことで、問い合わせへの対応もむしろスムーズになった

「Chatwork 電話代行」を使ってみてよかった点を教えてください。
毛利健:

現在、社内にいる場合もほぼすべて電話代行に転送しています。電話に出なくてよくなったことで、より仕事に集中できるようになりストレスが減りました。

毛利宏乃:

お客様からのお問い合わせについても、むしろ「Chatwork 電話代行」を使うことでよりスムーズに対応できるようになりました。というのも、自分たちで電話を受けたとしても、お問い合わせの内容について調べる時間が必要ですので、お待たせしてしまうことがあるからです。

その点、「Chatwork 電話代行」でしたら、Chatworkでお問い合わせの内容を確認してから折り返すので、しっかり準備した上で対応できるのです。

毛利健:

正直、最初は「こんなんでいいのかな」と不安に思っていたんです。

毛利宏乃:

そうですね。しばらくは自分たちはサボっているのではという罪悪感を持っていました。でも、お問い合わせに対してしっかり準備してコールバックすることが、サービス品質をむしろ上げているんだということに気づいたんです。

毛利健:

ちょうど6月はイベントがあったので、2人も会社を不在にしていたんです。そのときは本当に「Chatwork 電話代行」のありがたみを感じました。

携帯電話に転送して外からかけ直すことも考えましたが、お客様からすると、お店からのコールバックなのに後ろががやがやしていて明らかに外なのはあまり印象が良くありませんからね。どうしてもというとき以外からは、やはり固定電話からコールバックした方が印象がよいと思います。

毛利宏乃:

電話の内容がテキストなのもいいですよね。外出先でも気軽にスマートフォンからチェックできますし、電話と違って記録にも残りますから共有しやすいです。

小規模な会社の多いEC業界にはとても便利なサービス

自社ならではの使い方があれば教えてください。
毛利健:

お客様からお問い合わせがあると、オペレーターの方が聞き取ってくれた電話番号でデータベースを検索し、注文履歴を確認しています。もし電話番号がヒットしなければお名前で検索します。

このデータベースは、私のPCからしか開けないようにしているんですよ。ですから、これまで私が不在で妻が電話に出たときはデータベースが参照できず、注文のメールをさかのぼって探すという手間がかかっていました。「Chatwork 電話代行」になってからは、そういう苦労もなくなりましたね。

「Chatwork 電話代行」の運用ルールなどはありますか。
毛利健:

「Chatwork 電話代行」で送られてきた内容に誰が対応するのかは明確にしています。注文など簡単な内容でしたらスタッフが対応しますし、複雑な問い合わせでしたら私や妻が対応します。また、現在はコール数2回で電話代行に転送される設定にしています。呼び出しなしでいきなり転送してもいいかもしれませんが、先方からすぐかかってくるのがわかっている場合などもありますから。

これから「Chatwork 電話代行」の導入を検討している企業へメッセージをお願いします。
毛利健:

EC業界にはとてもよいサービスだと思います。小規模な会社も多いですし、展示会で社内に人がいなくなるということもよくあるでしょう。「Chatwork 電話代行」はとても便利なサービスです。1度使ったら手放せなくなると思いますよ。

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